概要
円板の表面に生育した微生物の働きで汚水を処理する方法です。円板表面には汚水に適した各種微生物が自然に繁殖し、2~4mmの膜状を呈します。直径2m、2.4mの成型された円板は、汚水槽の中に半分ほど浸され、1分間の2~3回転の低速で回転します。
円板が汚水の中に潜水する間に汚水中の有機物と接触し、空気中に出ている時に大気中の酸素を取込み、好気性微生物を繁殖させ水を浄化する方法です。
特長
- 耐久性に優れている
- 発砲スチロール製なので浮力が大きく回転軸にかかる荷重が少なく耐久性に優れています。
- 消費電力が少ない。
- 円板体及び、シャフトの荷重が軽く、円板体が平面であるため、汚泥の付着、はく離及び、空気の供給が全体に均一に行われ、低速回転でも十分に酸素供給が出来るので消費電力は少なくて済みます。
- 汚泥が嫌気化されない
- 円板体が平面構造であるため、汚泥のはく離が容易に行われ汚泥が嫌気化されることはありません。
- 分割でき、設置場所を選ばない
- 円板体は分割出来るようになっているので建物内、地下室等での現場据付が容易です。
・φ2000mm:4分割
・φ2400mm:6分割 - 高い浄化効果
- 円板体のスペーサー部分が汚水の撹拌に有効な役目を果たし、高い浄化効率が得られます。
回転円板式と従来の活性汚泥方式との比較例
| 従来の活性汚泥法 | 回転円板 | |
|---|---|---|
| 電気代 | 約120,000円/月 | 9,000円/月 |
| 建設費(躯体工事込み) | 1000万程度 | 800万程度 |
| 維持管理 | DO、MLSS、返送汚泥等に関する専門知識が必要 | 熟練した管理者を必要としない。グリス・潤滑油を定期的に点検する程度 |
| 騒音 | 送風機(ブロア)等を使用するので騒音対策をする必要がある | 円板体を回す減速機の音だけで済む(45ホン程度) |
| 余剰汚泥 | 余剰汚泥の引抜きを定期的に行う必要がある。また、汚泥の発生量が多い | 余剰汚泥の引抜きは自動的に行われる。また、汚泥の発生量は少ない。 |
比較環境(数値等は当社比です)
排水種類:養豚排水(1000頭規模)・流入水量10m³/日
水質 :流入BOD2000ppm・放流BOD60ppm以下




